たぬき その3

3日目にしてやっと御目文字かないました。あいにくカメラは持っていなかったのでご尊影を撮影することは出来ませんでしたが、大きさからするとまだ若い狸のようで、2狸居るとのことらしいのですが、昨日見たのは1狸だけでした。電車が来ると線路わきの側溝に入っていくところからすると、その辺りが巣となっているのでしょう。サイクリングロードと線路との間の空き地のような場所で、柵があるので人は中には入れないからちょうどよい住環境なのでしょう。逃げもせずに座ってこちらを見ていましたが、なんとも言えぬ穏やかな気分となりました。病院への爆撃、爆弾テロなど血なまぐさい事件が相次いで起こるヒト社会とは一線も二線も画す世界に暮らし、覚せい剤やら不倫とも無関係の日常があの場所にはあるようです。ヒトはやはり何処かで道を間違えてしまったとしか思えません。

たぬきじゃあ無いってば・・・