七草

「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」というのが春の七草ですが、あさって7日はこれらを入れた粥を食べるというのが習慣となっています。実際には七草ではなくセリとカブ、大根などの三草で間に合わすことが多く、スーパーなどで売っているセットとなった七草はあまり使いません。白い粥の中に鮮やかな緑の野菜が映えて、すっきりとした塩味とともに春を感じさせる食べ物です。今年は元旦から陽気が良くて、昨日などはもう春というばかりの気温で、寒い冬の中で春を思い起こさせる七草粥といった風情はありませんが、新年が始まったという儀式の一つではあります。
しかしなんで2日も前に七草の話題を出すのかといぶかる方も居られるでしょうからこの際白状しますが、早い話がネタ切れで前借りの借金のようなことになっていまして、こんなことでは今年は思いやられるという、新年早々のボヤキとも言える体たらくな訳です。実にどうも困ったものである・・・とまあ相変わらずの下げで今日のところはご勘弁いただきたいという・・・。

会わす顔がないという・・・