「政権と魚は 頭から腐る」

誰が言った言葉なのか知らないのですが、上手いことを言うものと感心します。先週の国会における一連の流れを考えると、「政権と魚は 頭から腐る」ということが実感として納得できます。魚が頭から腐るものかどうか確かめてはいませんが、政権だけはやはり頭から、というよりは頭が腐っていると全体に腐敗が進行するようです。
新安保法案は混乱の中で成立しましたが、これからは違憲立法審査の請求や参議院選、場合によっては衆議院同日選挙などの日程が考えられます。野党がもう少し強ければ解散総選挙という道もあったのでしょうが、いまの状態では少し無理でしょう。ともかく、憲法と「9条」を守る取り組みはこれからも続くのですから、新たなうねりに繋がってゆけば良いと思っています。
連日国会を埋めた人々の姿は、久しぶりに見た“民主主義の力”であり、法案阻止には至らなかったとは言え、憲法を擁護する勢力が健在であることを示したものでした。歴史のターニングポイントは始まったばかりです。

なにか言った・・・