春のギャラリー 再展示展4日目

なにか春とは思えぬ気候が続いた先週ですが、今週辺りからまた春めいてくると言う予報がありますから、それに期待をかけながらの再展示展です。
今日は抽象画という部類の絵です。キャンバスにアクリル絵具と油絵具で描かれたものです。30号という大きめのものですが、ここでの展示はみな同じサイズで、また他の展示品もそうなのですが色相も現物とは少し違い、やはり実際の展示会とは感じ方も異なるかも知れません。機会があれば実物をご覧になってほしいのですが、それはかなわぬインターネット展示会です。
 この絵は■の羅列による構成となっています。これは日本画の屏風絵に使われる背景の金箔をイメージしたようです。中心から下の一つだけが傾いていますが、何を表現しようとしたのかは不明です。白い部分はキャンバスの地のままで、赤の部分がアクリル、金彩と銀彩が油絵具です。  

スクエア       油彩  30号