何もかもこれで思うままに・・・

特定秘密保護法が施行されて、集団自衛権は行使容認となったし、これで後は今度の日曜日にゴールを決めればもう何でもできる、と思っている誰かさんたちに、冷や水をかけた突然の株安です。しかし証券筋ではこれは折りこみ済みとも言える判断もあるでしょうから、強気の人達にはちょうど良い熱さまし程度のものと考えているかも知れません。
特定秘密保護法、集団自衛権とくれば次は憲法改悪で9条破棄、という道筋が見えてくるのですが、日曜日の結果いかんではそれが現実的な日程となって行くかもと、何か歴史的な瞬間に立ち会わされてしまいそうな戸惑いさえ感じます。この国のリベラルあるいは民主的勢力の存在が、試される時代となるのでしょうか。
まあ私などは老い先もないですし、今後どのように国が変化したところで大きく影響を受けることはないと思われますので、少々ムカついたりゲンナリはするとしても、どうにか時間をうっちゃって行けば、それで済んでしまうでしょう。しかし若い方たちはそうも行かないでしょうから、これからは大変な時代となるなあ、などと他人ごとのような心配をしてしまいます。まあ余計なお世話と思われるかも知れませんが、仮にそのような時代が来るとすれば、やはり責任の一端は私たちの世代にもと思う節もあるので、やや後ろめたいのです。なんせ私たちの世代はかなり自分本位に暮らしてきましたから・・・。
いつまで“蕎麦屋の釜”で居れば気がすむのかと過去から言われてしまいそうです。

再登場