フクイチは本当に大丈夫なのか

地下水の汚染を止めるはずだった凍土壁が上手くいかないということが、今になってやっとわかったようです。で今度は“つめもの”を入れるとのことで、泥縄ここに極まれり、といったところですが、“汚染水はコントロールされている”と大見得を切った張本人は、夏休みとかでゴルフでもしているらしく、全く何を考えているのだかと呆れてしまいます。しかし呆れてすむ訳でもなく、税金をどぶに捨てるかのような一連の作業工程は、直ちに再検討して政府主導の原発事故収束委員会でも立ち上げ、それこそ国中の英知を結集してことにあたる態勢の確立を図るべきではないでしょうか。
福島原発での事故収束システムの確立は、国内のみならず世界の原発にとって必要不可欠の技術となるでしょう。まさに今回の事故を教訓として為し得る最大のメリットとも言えるものです。まあ大分高い授業料を払ってはいますが、元を取るぐらいの気持ちで取り組むべきです。事故原因の究明、原子炉とその周辺の実態把握、損傷の程度の確認、廃炉に向けてのスケジュール、廃炉作業、廃炉、周辺整備・・と一連のシステム構築が貴重な財産となるはずです。
株価がちょっとばかり上がったぐらいで浮かれていても、フクイチがヨレヨレでは仕方ないでしょう。安倍のミス、ク(苦)が足りないんじゃないですか。

あー駄目だ もう駄目だ