全議会定数の半減をすべきです。

セクハラ野次の張本人がしぶしぶ名乗り出てきました。自民党都議会議員 鈴木 章浩という人でした。この人のほかにも野次を発した議員は居るのですが今のところほお被りのようです。この鈴木議員は例の尖閣諸島に上陸をした議員の一人で、ネット上ではそのことを誇らしげに報告しています。ところがなぜか今回の報道ではそのことに触れていません。何か裏があるのでしょうか。しかし、彼のサイトには非難の書き込みが殺到しているようです。
寺島 実朗という人が、この方は日本総合研究所理事長や多摩大学の学長をされている人ですが、この人がある雑誌で“「政治で飯を食う人」、「政治好き」の人たちを跋扈させてはならない”として国会議員の定数を大幅に削減すべきとの意見を述べています。寺島氏によれば、日本の国会議員はアメリカの連邦議会議員の人口比で3倍もの定数があり、それが一人当たり毎年3億円もの税金を使っている現状を指摘されていました。
国会に限らず、この国は議員が多すぎます。それも何をしているのか分からない、有権者も議員本人も分かっていないレベルの人たちに、多くの議会が運営されていると言っても過言ではないのです。まさに「政治で飯を食う」「政治好き」という類の連中が議会を根城にしている訳です。そういった連中に税金を食い荒らされないためにも、財政再建増税を言う前に議員定数の削減を実行すべきでしょう。その上で「選良」の名に値する覚悟と見識を持った人のみが議会と関わるよう、主権者たる有権者がその本来の責務を自覚する必要がありそうです。しかしそんなことを言うと議会から誰も居なくなって、投票所からは人が消えそうな不安がよぎるのですが、仮にこの国がそのようになってもさしたる支障はないかも知れません。残念なことです。
昨日ネット署名について触れましたが、選挙投票もネットで出来るようにしたら、あるいは少し政治地図が変わるかも知れません。政治に対する民意の反映度も関心も上がるようにも思えます。

賛成