花は蕾だった。

先週の金曜日の日、山梨の「黒川・鶏冠山」に行ってきました。数年前に登ったというブログにあった“アズマシャクナゲが満開”という記事につられての登山だったですが、結果は当てが外れた空振り、シャクナゲはほとんど蕾でわずかに数輪が開いているという程度の状態でした。柳沢峠から山道は、新緑と小鳥のさえずりの中で快適なものなのですが、やや単調で花もなくプロムナードとしては良い道でも、登山道としては物足りなさがあるようです。けれど鶯、ホトトギス、ツツ鳥などのほか、メボソムシクイ(家に帰って調べたらそうではないかと)の鳴き声もあり音響的には楽しめます。
岩場に囲まれた鶏冠山は、その周辺にだけアズマシャクナゲミツバツツジなどが群がるという植生で、イワカガミも僅かですが頂上の小さな社の下の茂みに咲いていました。
今月の始めに奥秩父の大持山に登った時には、すでにミツバツツジアカヤシオツツジが半ば終わっているという状態でしたので、場合によっては遅いかもと思っていたくらいだったのです。やはり花の時期を見極めるのは難しいことです。来月は柳沢峠から近いミクボ高原にレンゲツツジを狙って行くつもりです。今度はヒットするか・・・。

アズマシャクナゲの蕾 これはこれで綺麗だが・・・