イングリッシュ その2

“グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム”という歌をご存知の方は多いと思います。死刑囚の刑執行の朝を歌った歌です。日本では森山良子が甘ったるい歌詞にして“思い出のグリーングラス”という題名で歌いました。海の向こうではジョーン・バエズトム・ジョーンズが歌い大ヒットした歌です。この国で“フォーク・ソング”ブームなるものが賑やかだった頃の歌で、もう大分古い話となります。歳をとるとどうも古いことばかり思いつくようで、「くどくなる 気短になる 愚痴になる 思いつくことみな古くなる」と井上ひさしさんは言っていましたが、まさに私もその真っ只中となったようです。
でその“グリーン・グリーン・・・”ですが、原語でその詩を覚えようとしているのですが、昨日も言ったように私は記憶力と英語はどうも苦手で、どうも頭に上手く入りません。歌いながら覚えれば少しは良いかと思って下手なギターで合わせるのですが、ギターに気が向くと歌詞を忘れ、歌詞に気が向くとギターが外れるという、実に情けないことの繰り返しを続けています。考えてみれば、その昔この歌は一度暗記したはずなのですが、もうすっかり忘れているのです。まったく何とも癪の種 カラスも見向きせずと与太を飛ばしている場合ではないマダラボケ、とまあ自虐的になっている今日この頃なのですね、これが。
ボケ防止にもなりそうなので今しばらく挑戦してみますが、覚えたからとて別に何しようと言う訳でもなく、その辺りが記憶ネットに引っかからない原因であると、自分勝手な自己診断をし無理に納得しています。そいで、時間だけはたっぷりあるのでワンフレーズごとに覚えればどうにかなると、思っているんですな、これが。トム・ジョーンズは無理としてもトミー・リー・ジョーンズぐらいはねえ・・・、スマップの代役で歌うぐらいだから。

眠い