鶯啼いた、桜も咲いた・・・

早いですよねえ、まだ3月下旬というのに桜は満開、新緑も始まろうとしています。“木の芽時”はヒトも不安定になり、つまらぬ妄想に捉われたりするから気を付けないといけない、なんて心配も忘れるほどの速さでやってきた春です。
一昔前であれば、やれ春山だ、残雪だ、最後のスキーだと、あれやこれや予定を立てて時間を潰してきましたが、近頃では何もしなくても時間はものすごい速さでやって来て過ぎてゆきます。もともと私はせっかちで早とちりのあわてんぼうですが、何も季節や時間までがせっかちになることもないのではと、やや“引き気味”に今の事態を眺めています。どうすりゃいいんですかねえ、こんなに何もかも早く進んでしまって、まったく・・・。
とここまで考えて、これはやはり“木の芽時”の妄想に捉われだしたかと、はっと気が付く午後1時43分の、窓から見る花曇りの桜の見事な咲きっぷりなのでした。
 

見事なものです。