黒川・鶏冠山敗退記

快晴に恵まれて青梅街道柳沢峠近くの黒川・鶏冠山に行ってきました(正しくは行こうとしました)。いつもの相棒と二人で出かけたのですが、今年は例年になく積雪量が多いことと、数日前の馬鹿陽気で溶けた雪がバリバリの氷となって登山道を埋め尽くし、“あ!こりゃ駄目だわ”途中から引き返してきたのです。
柳沢峠から1時間ほど歩いた六本木峠辺りまでは、それでもなんとか行けたのですが、その後の横手峠に向かう下りがバリバリの氷で、高巻きでどうにかなるかと試みたのですが、斜面そのものも氷の状態で、かなりのしょっぱい思いと時間の浪費が予想されたのであっさりと撤退を決めたのです。六本木峠の近くまで引返し、早めの昼としてラーメンをすすっていると、後続の二人ずれが来たので「この先バリバリです」とご忠告しました。二人は軽アイゼンをはいているらしく、足を振り上げて“これで大丈夫?”と言いますから、“ああ、それなら平気でしょう”と温かく見送りました。その後帰ってこないところを見ると、最後まで行ったのでしょう。悔しいことです。あんなバリバリならアイゼン持って行ったのに。12本歯の氷壁用の奴があったのに。
へっぴり腰で歩いたので腰が痛く、帰りの温泉、丹波なめこの湯」(違ったかな?)であっためてきました。歳はとりたくないものです。
 
 腰が痛いって・・ 歳ね