年の瀬

今年もあと僅かとなりまして・・・と言う慣用句が聞かれる時節になってしまいました。しかしなんですなあ、今年はやたら寒くあちこち寒波で大変なようですが、何処へ行くあてのない私などは、外が寒かろうと暑かろうとあまり関係がないと言えばない訳で、したがって年の瀬も盆も正月もこれまた大して意味がないと言う、実にどうも結構な身分と誰も言ってくれないので、自らに言い聞かせる年の暮れ、いとおかし、てなところの激動の2012年12月の朝ボラけなのです。
例によって年賀状なる習慣はとっくの昔に忘れ去りまして、年末年始の準備もなく、お歳暮も届かず、来年は国防元年となるやも知れず、はたまた震災元年かインフレ元年との呼び声もあり、お歳暮同様にお年始もないさびしく不安な年明けに花を添えてくれる、新政権に期待も出来ない冬の陽だまり いとわびし、とまあそんな年の瀬となってまいりました。ノロやインフルに纏わりつかれないよう、うがい手洗い忘れずに、地道にこそこそと生きてゆこうと、背中丸めて あくびをして 眠れ眠れ 眠ればこの世の極楽と、祈念する年の瀬でもあります。
 
 背中丸めて眠るのは私の領分