閑話休題 2

昨晩TVのニュース番組を見ていたら、“若年ホームレス”のレポートをやっていました。内容はどうと言うことない、上っ面をかすったものでしたが、見終わって少し腹が立ちました。内容は働く場所がなく、当然住む場所もない30代前半の人が、その日を食事にありつくために3時間も歩いて炊き出し場所に行く話や、行政の取り組み(ハローワーク)の不甲斐なさに矛先を向けたものです。問題は深刻であり、掘り下げるべき課題は多くあるテーマでもあると思いました。TVの取材がいい加減なのはまあ何時ものこととしても、せっかくそのような話題を取り上げるなら、行政が手を拱いている原因や、そういった相談を受け付ける窓口の紹介までをリポートすべきであると、私も偉そうなことは言えない身分ではありますが思ったのでした。
近頃のニュース番組は、客観的な報道や適時なレポートなどより、食い物の話とか芸能関係のゴシップが多く、おまけに訳の分からないタレントや何かが知ったかぶりでお喋りするので、鬱陶しく思うことしきりだったのです。ですから、TVに向かって“なんでそんな薄っぺらいレポートしか出来ねえんだよ 馬ー鹿”と、まあ言葉を投げつけたのでした。投げつけてところで何の意味もなく、チャンネルを切り替えればそれで終わってしまう世界ですから、意味のない行為をしたものとふかーく反省するのですが、まったく近頃のマスコミは質(タチ)が悪いというか、低レベルというか、まあ期待する方も馬鹿ですが・・・。CMだけはやたら多いんだ、これが。
 
 だれている私