ペルセウス流星群

 今年も夏のイベント、ペルセウス流星群の時期となりました。今年は8月の12日頃から15日頃まで北東の空を中心に見られるそうです。大量の流れ星が降るという訳でもないようですが、真夏の夜の贈り物と思って愉しみたいと思います。
 私は宇宙開発には疑問を持っていますが、星空を見ることは大好きなのです。ロケットなんか飛ばすのなら性能のよい望遠鏡の開発に力を入れて欲しい、出来ればだれでも自由に見ることが出来る天文台を街ごとに設置して欲しいと思っています。軍事目的と表裏一体のロケット開発は原発同様に再検討される時期ではと考えています。ロケットは気象衛星通信衛星の打ち上げ程度に留めるべきではないでしょうか。惑星探査衛星などは夢があって面白いのですが、費用対効果を考えると必ずしも元が取れるミッションではないと思います。地球上でやらなければならないことがまだまだ沢山あるようです。
 流星群に話を戻しますが、今では流れ星の多くが小さな宇宙塵によって起こることが明らかになっています。地球が公転軌道を回る途中でいくつかの塵帯を横切る時に、地球に降り注ぐ塵が流星群となって私達に見えるのですが、理屈は分かっていても流れ星に出会うとなんとも得をした気持ちになります。夜空に輝くひとすじの光はやはり特別な感慨をもたらしてくれます。願いごとの一つも言ってみたくなります。残念ながらその願いごとがこの頃ではすぐに浮かびません。やはり加齢が原因の仕業でしょうか。

流星群のように輝いています。