時間

 今週は時間がらみで考えてみました。私達は地球が回ることで時間を知ります。“地球が半分まわりゃ その次夜が来る”は「0655」のテーマソングですが、ヒトの思惑に拘わらず時は流れ、それもとんでもない速さ(地球は一周4万キロ。それを24時間で回るから時速1667キロの速度となり、音速をはるかに超える)で地球は回っているのですから、時間も猛スピードで流れているとも言えます。そう考えると私の残り時間もあと僅かと思いつつ、これから先は辞世の句でもつくる準備でも始めようかなんて考えがちらりと浮かぶ一週間でした。
 しかし塩らしいことを書いても、誰も同情も注目もしてくれないし、これからも文句ばかり言って最後の一瞬に辿り着くほかに手がないことでしょう。けれど、この頃になって思うことの一つに、私が子供の頃に居た大人はもう殆ど居なくて、20代、30代の頃の先輩や知人もかなり少なくなったと気がつくことがあります。時間という掴みどころのないものを思う時、「生きている不思議 死んでゆく不思議」という歌のフレーズが浮かんだり、時間の経過が具体的な変化として認知出来たり、宇宙的なスケールの中に居る自分の存在を感じられたりして、ある種の透明な気分になれます。歳を重ねたと思うのです。

サンダーソニヤです。何処が雷なのか・・・?