いろんな道具に囲まれて、また道具好きなのでさほど必要でもない道具まで買ってしまう、そんなことを繰り返しています。出来ればそういった道具を使いこなしてみたい、とことん使って元をとってみたいといつも思います。叶わぬ夢です。
最近の道具、特にパソコンや携帯などのデジタル機器類は機能も多く、取説を読んだぐらいでは簡単には分からない機能もたくさんついています。結局ほとんど使いこなせないうちに陳腐化してしまうと羽目に会うことも珍しくありません。「ウォークマン」という商品名で携帯用ステレオカセットデッキが全盛を極めてからもう何十年も経ちますが、いまでは「 i Pｏｄ」という商品がそれに取って代わって主流となりました。私も使っていますが多機能なために例のごとく使いこなせません。音楽だけでなく写真や動画、果てはインターネットまでＯＫですが（電話付？もあります）、結局アナログの機器程度の利用範囲を超えていません。ヒトの能力（私だけかも）を遥かに超えた機器はこれからも出続け、ヒトはそれに追いつけずに振り回される、などと言うと自分の無知無能を棚に上げた言い草のように思われそうなので止めます。カメラがデジタル化された時には飛びついて買いました。現像する行程が省略できる利点は、素人には願ってもないことだったからです。
これからもいろんな道具が出てきて私を誘惑するでしょう。でもナイフを腰につけるだけのことで、なぜか何でも出来ると思えるのも捨てがたい魅力です。
え！何か言った。
