原発で何が起きている?

 津波以上の話題を提供しそうな勢いの福島第一原発は、今どうなっているのでしょうか。ツイッターなどではかなりヤバイとの情報も飛び交わっています。東電の発表は例によって的をはぐらかしたと言わざるを得ない内容で、実際の状況がどうなっているのか、なぜそうなったのか、今後どう推移するのかを的確に説明していません。NHKの解説者によれば、問題となっている2号炉の対応に当たる現場職員は1名で、それが後手後手になる対応の一因となっているのではないかと指摘していました。注水ポンプの故障やバッテリー切れという初歩的とも言えるトラブルは、東電当局の危機管理能力の欠如を露呈したものでしょう。政府との合同対策本部が設置されたようですが、現場の情報を早急に把握して迅速的確な対応をとれるのか一抹の不安が残ります。
 15日午前11時には政府の記者会見が有り途中経過が報告されました。それによると、現場では400ミリシーベルトという高濃度の放射線が測定され、炉心への冷却作業も順調に進んでいるとは思えない報告がなされました。その後4時間以上も経過した後の東電記者会見では、例によって具体的な事実確認がされてないかのような報告があり、また11時の会見内容を超える報告ではありませんでした。これでは今後の対応も不明確のまま事態が推移してしまうといった印象がぬぐえず、午前中に立ちあげた政府との合同対策も機能していないと思わざるを得ません。もう少し効果的な動きが出来ないのかイライラしてしまいます。微量とはいえ、すでに東京や埼玉などでも通常値を上回る放射能を測定していることを考えれば、現況を明らかにする情報開示と的確な対応策を早急に示すべきです。
まったく。まいっちゃうよね、洗濯物外に干せないし・・・。

この方は泰然自若で・・・。