タックス・ペイヤーの疑問

 いや、何も横文字でなくても良いのですが少し知ったか振りで・・・。突然なんだと思われそうですが、確定申告の時期でもあり納税者の一人として、つい最近に発表された国土交通省の高速道路無料化実験についてひと言。
 新聞などによると来年度に予定されているこの実験に1200億円の税金が投入され、向こう2〜3年間で2兆円もの税金が使われるということらしいのです。国民の半数以上がこの政策に反対しており見直すべきであると新聞は言っています。
私はひとつ分からないのですが、料金を安くするだけで何兆円も税金を投入とはどういうことなのでしょうか。新たに道路を造るのではないのですから、高速道路公団の収入が減るだけで、極端な話、公団を無くしてしまえば一般道路と同じになるのだから、国の収支とは関係ないと思うのです。料金を安くした分を国が負担などしているのでしょうか。そうなんですか。でもそうだとしたら公団と掛け合って費用負担をもう少しまけさせることだって出来ることではないでしょうか。何も全部国が負担する必要はないでしょう。今まで散々甘い汁吸っているんだし、とくに天下りの人達なんかは。とにかくこの税金で予算化してやる実験という言い方は、どうも誤魔化されているのではと思えるのです。
それにタックス・ペイヤーとしてこうも考えるのです。大体が道路を料金とって使わせるなんて封建時代の関所じゃないんだし、道路無料化が競合する交通機関を圧迫するとかエコではないとか言ってますが、それとこれとは別の問題であるとおもうし、国が税金使って道路作るのは当たり前で、どこが悪いんでしょうねと。必要なものを造るのであればタックス・ペイヤーは文句言いません。有料道路などという発想は姑息な考えとは思いませんか。

私は納税なんかしてないけど 文句ある。