年頭の辞

 まずは今年もよろしくお願いします。
去年の5月から始めたこのブログも年をまたぐこととなりました。当面はあと4カ月、4月いっぱいまでの予定で一応毎日更新をするつもりです。その後はどうなるのかまだ考えていません。私はもともと飽きっぽい性質なので、1年間が一つの区切りなのです。
 飽きっぽい性格の人と言うとあの細川家の御当主も大分その道の大家らしいと聞き及びますが、政治家としてはいまいちだったように記憶しているあの方も、審美眼のほうは一流らしく、テレビでちょっと観ただけですが、あの方の作った茶室は従来の型に捉われない、それでいて茶の湯の遊び心を表現した心憎いものとなっていました。やはりお道楽の血筋は色濃く流れているようで、お金にも不自由しない結構な御身分ですから、早いとこ政治の世界から足を洗ったのは正解のようでした。やはりDNAのなせる業ですかねえ。同じ飽きっぽさを持っていても私どもとは別次元のようで、羨ましい限りのことです。
 しかし、上を見てもきりがないので、身の程に、つつましやかに今年も過ごそうかと、しおらしく考える、それでいてスケベ心が透けて見えると言う、実にどうもこのだらしのない年頭の今日この頃なのです。

今年もよろしく・・・・・。