悔やむ

 あの時こう言えば良かった、こうすれば良かったと思うことは枚挙に暇がありません。トラウマのようになって夜中に思い出すこともあります。「覆水盆に返らず」と申します。一度してしまったことはやり直しがきかず、仮に二度目はその失敗をくり返さずとも後悔は消えることが有りません。他人はそれほど気にしていないのに本人は気になる、その反対に本人は忘れているのに他人は覚えていることもあります。ヒトの記憶とは厄介なものです。 
 で何を言いたいのかと申しますと、これがまた自分でも分からない(前にもこのパターンがあったような・・)。今週は反省の日々から始めて行きたいと思ったり考えたりもしてみようと、殊勝な心づもりを開陳してみたい誘惑に駆られることに、何を偽善的な仮面をつけてどうすると言う声が天上より聞こえ、るはずもなく、ハッと気がつけば例によって例のごとくの与太話だけがだらだら進み始め、お金をもらっている訳ではないので好きにやってどこが悪い、と開き直る自分にも御愛想が尽き、能力の限界を知らぬ浅はかさを笑うに笑えず、猛暑と言われるこの最中に世間の風は冷たく厳しく、どこの世間がおまえに注目しているのかとせせら笑う声が聞こえたような、全く困った朝なのですが、しかし、やっと雨が降りました。 今週もあとわずか。

せいぜい悔やめば・・・。