不平 不満 その2

実を言うと、この不平不満は切りが無く、書いているとストレス解消どころかストレスが溜まってくるのです。結局のところ、いくら書いても何を言ってもそれは意味も無く、暗闇に向かって叫んでいるような、水の中で喋る様なものであると思えてくるのです。その割にはいろいろ書いてはいるのですが(前の日付のものを見ると)、あえて不平不満と言って書くとこれがなかなか面倒で、不思議なものと今さらながら感じています。不平不満に切りが無いと書きましたが、例えば道路がらみでも歩道の作り方、信号機の設置、電柱、街路樹、交通規制、法規などなど気に障ること「枚挙にいとまが無い」と言った慣用句の出番となるほどなのです。道路以外でも、都市計画やら医療システムやら、もちろん政治や自治体などの官庁組織にも不満が有ります。言ってみれば、体中が不平不満だらけで、水木 しげるの漫画や手塚 治虫の「どろろ」に出てきそうな妖怪のような、そんな気もしてきたのです。そこで、もう不平不満を言うのは止めにして、この国の、身の周りに有る、賛美すべき事柄に目を向けようと思いました。
曰く、治安が良い。そうです。若い女の人が夜一人で歩ける国はなかなか無いようです。しかし何も夜中に歩き回ることもないと思いますが、それはそれとしてまあ良いことでしょう。銃で武装しなくても生活できることは高得点が期待できますが、まれに持っている人も(もちろん警官以外で)いますから、その時は丸腰で対応する勇気が必要です。また、国民皆保険制度などもありがたいものです。アメリカではこの問題で国論が分裂していると聞きます。私はおかげさまで健康ですからもっぱら保険料はただ払うだけ、たまに歯医者に行くぐらいではとても元は取れません。しかし病気になるよりましと諦めています。そうです、年金制度と言うのも有りました。老後を安心して暮らせる、これは高得点です。国会議員ほどの年金が支給されるのであれば安心して暮らせるのですが、どうもそんなにはくれそうに無いようなので、今後の推移を見守る必要があることはあるのですが。
どうも私は根っから不平不満分子のようで、賛美すべきことの羅列にも疲れを覚える始末です。また次の機会にしましょう。やれやれ・・・。

ん?何か言った 不平不満分子。