ギャラリー ‘17 2日目

 今日も先週に引き続き“残り絵の具の塗りたくり”です。色調も似通っていますが大きさが10号と一回り小さくなっています。この絵は額に入っていますが、どうもこの手の絵は額装などされずに、キャンバスがむき出しとなっていた方が生き生きとしているようです。もちろんもっとぴったりとした額に入れられた時は、また違う印象があるのでしょうが。当たり前の話ですが、美術館などでは額にも大変気使うようで、一点一点特注であったり、アンティークの時代物であったりして、大変高価な額を使います。額そのものが美術品というようなケースもあるようです。額の収集家というのも居るそうで、こうなってくるともうどっちが主で従だか分からなくなってしまうという、まあどこの世界も「蓼食う虫も・・・」というものなのでしょう。


P10  キャンバス  油彩