馬鹿な・・・!

もうだいぶ前から使っていた充電用ドリルドライバーのバッテリーが寿命らしいので、ホームセンターにバッテリーの新品を注文しようとしたのです。家にはインパクトドライバーと普通のものと2台あるので、ついでに両方ともバッテリー交換しようとホームセンターに電話すると、一方はすでに生産していない、もう一方はバッテリーだけで本体込みの値段とほとんど同じという返事でした。ホームセンターの係員が言うには、充電用工具はバッテリーの値段が高く価格の8割ぐらいとなるとのことでした。そして済まなそうに“買い替えてしまったほうが安いくらいです”と話していました。
どう考えてもおかしな話で、バッテリーは単なる消耗品であり本体に付属する部品の類と思っていましたが、どうやらバッテリーが“本体”でドライバーの部分が“部品”ということらしく呆れてしまいました。日立工機松下電工の製品ですが、日本の2大電機メーカーがそんな商売をやっているようでは、この国のモノづくりは先が見えてきたと思うことしきりでした。
結局私は新しいタイプの物を買うのが癪でしたので、だましだまし今までのバッテリーを使うことにしました。すぐに充電切れになってしまうのですが、買い替える気になりません。だってドライバーは普通に調子よく回るのですから捨てるなんて出来ないですよね、まったくメーカーは何考えているのか、資源をなんと心得ているのか、もう日本製は買うのやめようと思いました。

馬鹿なのよ