オリンピック、止めたら・・・

新国立競技場に続きエンブレムでもデザイン盗用疑いなどのケチがついて、もうウンザリという2020東京五輪ですが、冬季五輪の2022年開催は北京と決まり、雪のない都市での冬のオリンピックという、もう訳のわからないオリンピック“開催都市決定劇”は、オリンピックそのものがその意味を無くしている証拠とも思え、いっそIOCなどは解体して、あの財政問題で四苦八苦しているオリンピック発祥のギリシャに、オリンピックの全てについて全権を与え運営してもらったら如何でしょうか。つまりオリンピックはギリシャの国家的ビジネスとしてギリシャにて4年ごとに開催、冬季は止めにしてワールドカップだけに絞りあくまで“見世物”として運営するということにします。オリンピックで上がる収益でもってギリシャの財政の再建を計る道筋が出来れば、ユーローも安心して財政援助が出来るというものです。
大体が走ったり飛んだり跳ねたりできるだけで金が動くなんてことは、明らかにどこかおかしい訳であり、真っ当な暮らしをしている者がそんなことに一喜一憂するなんて、本来ありえないことなのです。ましてや、興行師よろしく大会を仕切って甘い汁を吸うダニのような連中が群がり集まるIOCなどと言う組織は、スポーツの発展振興とは全く無縁のものであり、欲の深い死にぞこないの老人の集まりでしかないのですから、即刻解体すべき代物と思えるのです。
オリンピックは本来の姿に戻り、商業ベースに振り回されることなく簡素に行われることが肝要であると、先週のオリンピックをめぐる様々な動きを見るにつけ考えたのでありました。

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