秋のギャラリー‘14 3日目

今日と明日は…、言ってみれば訳の分からない絵です。題名はシャイクスピアからの借用ですが、“意味は何もありはしない”という絵そのものもシャイクスピアの言い草です。

話はまるで違いますが、日銀の緊急緩和策とやらで円安が一気に進み、これでは原材料の輸入価格が高騰して景気回復どころではなくなる、と経済学者さんたちも呆れているようです。私も良く分かりませんが、これ以上市中に金を供給しても使う場所は限られ、いきおい株や債券に資金が流れて見かけ上の株高が演出されるという、まさに“意味は何もありはしない”状況が続くだけのような気がします。株価や為替相場の乱高下で儲ける人は居るでしょうが、市井の私たちには全く関係なく、インフレのツケだけが回ってくる最悪のパターンになりそうです。まいったなあ。

to be or not to be,         F20 カンバス  油彩