参ったよねえ

このところの円高で輸入品は言うに及ばず、食料品が軒並み値上げされて、スーパーに行くと財布がすぐ空になるという、大変困った事態となっています。おまけに天候不順やら台風やらで野菜をはじめとする生鮮食料品も高値安定で、収入の増加が見込めない私にとっては、“何が経済の好循環だ、馬鹿野郎”とでも言ってやりたくなる毎日です。
まあ、空前の利益を上げていると言われる自動車産業や一部の輸出関連企業の、その経営者や身内、大株主たちにとっては非常に経済の好循環のよろしいことにご満足でしょうが、私どものような市井の者にそれらのお零れが来るようになるまでには、きっと干からびてしまうのではと危惧さえしてしまうのです。
ひらがなや直接的な物言いを多用する名称を付けた大臣や部署をつくって、いかにもわかりやすさをきょうちょうしているようにもおもえますが、かんがえようによってはようちえん、しょうがっこうていがくねんむけともおもわれ、こくみんのれべるにあわせたはいりょなのか、それともごじぶんのれべるのあらわれなのか、そのあたりのはんだんにくるしみますが(ひらがなで書かれると読む方にとっては大変読みにくい)、とにかく、掛け声ばかり景気よく、私同様に「蕎麦屋の釜」にならぬよう、地球儀を舞台として英語を喋る宰相(お世辞にも上手とは言えませんが)にはご配慮いただきたい(無理だろうねえ、貧しさとは無縁のボンボンだから)と、切に切に思うのです。ホント、スーパー行くとびっくりするぐらい財布の中身が少なくなるのよ、黒田さん(あんたも貧乏とは縁がなさそうだし・・)、そんなこと分からないだろうねえ。

解らないわあ