もうニュースにもならない、では困る

“フクイチ”でまたまたお騒がせの汚染水ですが、さすがの規制委員会もあきれ果てたらしく、「ますます事態悪化」と東電の安全策を疑問視する態度を明らかにしています。明日、明後日と台風の接近が予想される中で、「政府が責任を持って事に当たる」と大見得を切った安倍内閣はどのような対応をとるのか、国会でのらりくらりと答弁なんぞしている場合ではないでしょう。
しかし、福島第一原発は本当にどうなっているのか、廃炉への道は見通しがついたのか、使用済み核燃料棒や原子炉内部の処理は進んでいるのか、相変わらず不透明な状況が続いているようにみえます。すでに事故から2年以上経過しているのですから、もう少し事態の進展があってもよいと思うのですが、情報が不足しています。あるいは情報を流すとまずいような事態となっているのでしょうか。マスコミももう少し突っ込んだ取材をしてくれると有難いのですが、その時々の話題性のあるものに偏る報道は何とも歯がゆい気がします。かゆいところに手が届く、といったマスコミの存在は期待する方が無理なのですかねえ。まさか統制がかかっているなんてことじゃあ無いでしょうねえ・・・。

ワタシハミテイル!