春のギャラリー 2日目

昨日はいつもの常連さんからコメントが入りまして、画の作者はさぞ喜んでいることでしょう。私も画については“腹に一物、手に荷物”ほどの意見を持っておりまして、昨日のパステル画はよく描けていると思っています。印象派シスレーという画家は“日曜画家”の模範と言われるほどの素直な絵を描きましたが、決して誉める言葉だけでないその指摘に若いころは納得していました。けれど今は絵画の楽しさの本質を表現した画家と思っています。見るままに、感じたままに描くことの大切さが、画面全体に現れている画家であると再認識しています。もちろん、今回のギャラリーの作品とはレベルが違いますが、その程度の審美眼は私もあると・・・。
 

朱の皿の果実   オイルパステル 紙F4