エコライフ

 今日はエコライフについて考えてみます。
ところでエコライフのエコって何の略なのでしょう。エコノミーの略なのでしょうか、違いますね。例によってウィキにお世話になったところではエコロジーの略で、環境に関わるなんたらカンタラと書いてあります。エコライフとは「環境に配慮した生活」ぐらいの意味なのでしょうか。太陽光発電やリサイクル、石油系製品を出来るだけ利用しないとかで、何か時代の先端を行くライフスタイルのようです。地球温暖化に配慮する生活を目指すとても良いライフスタイルでもあるようなのです。電気の消費量が大きい家電や電球を新型の機種に取り変えることにより、エコロジーでエコノミーな生活が実現できるのです。新型を買うために残業などで夜遅くまで会社に残り、みんな夜遅くまで起きて電気をいっぱい使ったりすることは勘定には入れません。旧型は使える状態でも捨ててしまうのですからゴミになり、そこでまた廃棄のためのエネルギーを使うことは別枠で考えます。国は補助金まで出してエコ生活の推進を図っています。みんながエコ家電に買い替えたりエコ車に乗り替えれば景気が良くなり経済が発展するからです。景気が良くなれば税収が増え、税収が増えれば予算規模が大きくなり公共事業にも金がまわる、そうすればまた景気が良くなる、景気が良くなればみんな物を買うからGNPが上がる、成長戦略の方程式です。
 しかしねえ、GNPの拡大を追求した結果に今日の状況が生まれた訳で、これではどうもエコライフの精神とはかけ離れて行くような、エコポイント制度の恩恵を受けてないから言う訳ではないのですが、そんな気持ちが払拭出来ずにいます。究極のエコは原始時代に戻ることだと思いますが、それは無理としても朝早く起きて、仕事は3時ごろに終わり早く家に帰り、家族そろって食事をして早く寝る。これがお金もかからず誰でも出来るエコロジーと思います。でも出来ないですよね、そんな生活は。ヒトはエコロジーと一番遠い存在ですからね、歴史的にみても。だからエコライフなんて高望みなことを言い出さないと自己嫌悪起こしてやって行けないんでしょうね。テレビがエコなんて言うのはまさに自己矛盾の極みを通り越して盗人猛々しいみたいなものですからね。まったく。

私はいつもエコライフね、寝ることは究極のエコ。