平和の象徴

 にゃん子の衣替えはまだ終わりません。巷の衣替えは6月で切り替わるのですが、みこたんはまだ冬毛がとれます。ブラッシングをしてとるのですが気持ち良いらしく、身をくねくねしながら悶えます。お父さんとしては何とも不雑な思いと可愛さで、「毛とり歌」を歌いながらブラッシングに励んでいます。しかしネコの毛は細く軽いので飛散します。アレルギーの人が近くに居たら一発でダウンでしょう。毛とりが終わるとしばらく勝手に遊び、ごろんとよこになって眠ります。自分で毛づくろいをしなくてよいのですからあとは寝るだけなのです。ネコに限らず、動物がのんびりと寝ている姿を見るのは和みます。このブログでもみこたんの寝姿の写真が多いのですが、やはり絵になるようです。
 鳩が平和の象徴として君臨し始めたのは、ピカソによると言われています。線書きの鳩の絵が何かのポスター(戦争反対あったか、アンデパンダン展のポスターであったか定かでないのですが、口にクローバーを加えて飛んでいる図柄であったと記憶しています)使われたのがきっかけとなったようです。ピカソのそばにもネコがいたと思うのですが、ネコが平和の象徴には見えなかったのでしょう。ごろんと横になったネコが、あくびなどしている姿は平和そのものに見えますが、怠惰の象徴とも映ったのかもしれません。ネコにしてみれば世界的大スターになるチャンスを逃したことになった訳です。
 鳩は見かけによらず気性が荒く悪食です。所構わず糞もしますので平和の象徴に似つかわしくない面を持っています。21世紀にもなったことですし、ここは選手交代でネコに引き継いだら良いかと思うのですが、やはりあの怠惰な面と自分勝手に映る気性が、世間には受けないかも知れません。平和運動も一時期ほどの盛り上がりに欠ける昨今、新しいスターの誕生に希望をつなぎたいのですが・・・。

平和の象徴 の候補