袈裟丸山に行ってきました

正しくは袈裟丸山の手前、小丸山までで帰ってきたのです。アカヤシオツツジは最盛期を過ぎ、ミツバツツジは今一つ時期が早く、レンゲツツジもちらほらで、けれど一昨年の状況からすれば、まあ上出来というほどの花の咲き具合でした。
前日の予報では朝から天気が良いとのことでしたが、登山口に着くとガスが山全体を取り巻き、雨こそ降っていなかったものの、前途は厳しいものと思われました。稜線まで登り一昨年と同じような処で早お昼として、ガスの上がるのを待つことにしました。食事の後にのんびり登り始め、狙い通りしばらくしてガスも晴れてきました。アカヤシオの花のトンネルはすでに終わり、かろうじて残る幾つかの花や落下した花がらに思いを致し(風雅ですなあ)、“クッソー、またダメかよ”などという下品な言葉は謹んで、粛々と歩を進めたのでした。その甲斐もあり、小丸山頂上付近ではかなりのアカヤシオに出会うことが出来ました。何事も人間辛抱です。以上(まあ、辛抱と貧乏はするものではないとも言いますが)。
 

小丸山からの袈裟丸山


アカヤシオツツジ