電柱の地中化

 小池都知事が都議会での所信表明の中で、「電柱の地中化を推進する」との意向を明らかにするのだそうです。豊洲、オリンピック3会場、「政党復活の廃止」など、就任以来私の予想を裏切って目覚ましい活躍とも見えるのですが、今回の「電柱の地中化」は都市構造を根本的に作り変えるものでもあり、震災対策上からも緊急を要していた課題でもあったわけで、具体化するとなれば画期的と思っています。願わくば電柱のみの地中化などという小手先の改造ではなく、共同溝、道路、交差点・踏切の立体化、「ゾーン規制の導入」などなど、都市としての機能を充実させる改造にまで踏み込んでほしいと、切に希望するのです。そのためなら少しぐらいの出費を考えてもいいとまで思っています。オリンピックをやりたいのならやってもいいですよ、ついでに都市改造に着手してくれないでしょうか。
 大阪の田舎都市に大差をつける良い機会です。あちらは維新だか不信だかに任せて、ごちゃぐちゃの街は吉本と一緒くたでちょうどぴったりです。この際吉本には大阪にお帰りいただいて、そのごちゃぐちゃぶりにさらに磨きをかけるとよいと思います。まあ小池都知事のブレーンの中にも「維新」のブレーンが混じっていますが、橋本さんからも冷たくされたことですから、ここは小池都知事の独走ということでまとめて欲しいですねえ。


私の住処もどうにかしておくれ